1-3-1 チャートの見方
チャートの見方
まずはチャートの見方について説明します。
FXの取引ツールには「チャート」が付いています。チャートはリアルタイムで変動する(tick周期で更新する)為替レートを時間的に記録したものです。縦軸が「為替レート」、横軸が「時間」を表します。
以下、tick周期で更新されるチャートのイメージです。

tickの点だけでは直感的にわかりにくいので、線で結びます。

時間経過とともに為替レートがどのように変化していくのか見やすくなりましたね。
これがチャートの概要です。トレーダーはこのチャートを見て、過去の値動き(レートの推移)から傾向(トレンド)を知ることができます。
時間足の見方
上記のtick単位のチャートには欠点があります。
tick(レートの更新単位)は、秒単位と高速です(FX会社によって1秒だったり2秒だったりと若干異なります)。これだとチャートの時間方向に対する情報量が多すぎるため、長い期間のレートの推移や傾向が見えにくくなります。
例えば、1tick=1秒のとき、5分間のチャートは300tick(5×60)なのでまだ過去を置くことができますが、1時間(3600tick)や1日(3600×24tick)前のレートの推移は追いきれません。
このため、チャートには数種類の時間軸(時間足)があります。任意の時間(一定期間)ごとにtickデータをひとまとめにし、4本値(始値・終値・高値・安値)だけを残してチャートに表示します。
| 項目 | 読み方 | 内容 |
|---|---|---|
| 始値 | はじめね | 一定期間の最初のレート |
| 終値 | おわりね | 一定期間の最後のレート |
| 高値 | たかね | 一定期間内の一番高いレート |
| 安値 | やすね | 一定期間内の一番安いレート |

このようにtickではなく時間足で表現することにより、より長い期間のレートの推移や傾向を知ることができます。一定期間内は同じ時間位置で縦方向(為替レート)にだけtick単位で変動し、一定時間が過ぎるとその時間位置は確定し、次の時間位置に移動します。
代表的な時間足は以下のとおりです。どのFX会社でも標準で用意されています。
- 1分足(M1)
- 5分足(M5)
- 15分足(M15)
- 1時間足(H1)
- 4時間足(H4)
- 日足(D1)
- 週足(W1)
- 月足
また、時間足の表現方法には上図の「ローソク足」が一般的です。他にも数種類ありますがほとんど使いませんので、ローソク足の見方だけ知っておけば充分です。
ローソク足の見方
ローソク足には、「陽線」と「陰線」の2種類があります。
赤色=陽線、青色=陰線が一般的ですが、FX会社によって色の表現は様々です。たまに色が逆だったり、全く違う色だったりするので、各自しっかりと確認しましょう。
| 項目 | 条件 | レートの変動(傾向) |
|---|---|---|
| 陽線(ようせん) | 始値 < 終値 | 時間足内のレートが「上昇傾向」にあることを示す |
| 陰線(いんせん) | 始値 > 終値 | 時間足内のレートが「下降傾向」にあることを示す |


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